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二重振り子から見るマルチタスクの無意味さ

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二重振り子のカオス理論という理論を知っているだろうか?

振り子の先にもう一つの振り子を連結させ振り子を一旦揺らすと

カオスと呼ばれる極めて複雑で非周期的な運動が発生することで知られている。


二重振り子 (大) で観測されるカオス現象

 

動画でも見て取れるが、単体では規則的な運動を繰り返す振り子ではあるが

その先に二つ三つと振り子を連結させ、

運動をさせると全く異なった予測不可能な動き(カオス)

を発生させてしまうのである。

 

私はこれを見て、人間の行動にも同じことが言えるのではないかと考えたのである。

具体的に言えば、本来人は単一作業しか出来ず、マルチタスクには向いていないのではないかという事である。

 

コンピューターのCPUが2コア4コア8コアと、今では当たり前のように

同時並行処理が可能となっているが、コンピューターで言うCPUにあたる

脳という器官は、先天性の病気などの特例を除き

基本的には一人につき一個しか与えられていない。

 

例えば食事をしながら勉強をするという行為は

一見『食事』と『勉強』の二つの行為を同時に処理出来ている様に見えるのであるが

その実どちらも中途半端な成果となり、まさに二兎追う者は一兎も得ず

の状態に陥ってしまうのである。

 

以前の私もそうであったのであるが、同時に並行していくつもの作業をこなすのが

最も効率的であり、無駄な時間を短縮しつつ多くの成果を得られると

信じていたのではあるが、二重振り子の実験と同じように

同時に作業を並行して処理しようとすればするほど

その連動性はカオスを生じさせ、結果どちらも大して身に付かないという結果を

もたらしてしまうのである。

 

そんな馬鹿な、私はマルチタスクで同時にいくつもの作業を処理出来て

それぞれに満足する結果を得られているという人も中にはいるのかもしれない。

 

しかしそれは俗に言う天才と呼ばれる人達が脳内で

作業を効率よく分担し、同時並列処理を可能としているだけであり

私を含む殆どの人類は基本的にはシングルタスクでしか成果を出すことは出来ないのである。

 

急がば廻れとはよく言うが、何かそれぞれの分野や

行動で結果を出したいのであれば、まずは自身のマルチタスクを見直してみて

一つ一つの作業をシングルタスクで処理していくことこそが

自身が満足する結果を得る最短の道なのかもしれない。