サッカー日本代表から見る日本がアルコール大国だと言わざるを得ない状況
昨日のサッカーキリンチャレンジカップ
新生日本代表“森保ジャパン”の初陣は見事3-0と大勝での白星発進となった。
私もサッカーを愛する身として、日本の友人宅で静かに
楽しませても貰った身ではあるのだが、久々に日本のテレビCMの状況を見て
やはり日本はアルコール大国と言わざるを得ない状況に、少し頭を抱えたのであった。
KIRINという日本を代表する大企業が国の代表の大スポンサーなので
仕方ないと言えばそれまでなのだが、今は代表を引退した元日本代表キャプテン
長谷部誠選手をビールのCMに起用したり
国によってはハードドラッグとして扱われている薬物に対して
あまりに寛容な姿勢に、この国がアルコールの支配構造から抜け出すには
まだまだ時間が掛かるなと思わされたのであった。
本来一流のアスリートとして、極限に意識や肉体を高めている選手であれ
アルコールなど絶対に摂取したりはしないであろうが、もちろん嗜む程度に楽しむ
選手沢山いるであろう。(ヴィッセル神戸のイニエスタ選手のように
実家がワイナリー経営したてりもする例もある)
しかし毎年多くの若者の命を奪っている薬物であるアルコールを
子供のうちからサッカー選手を夢見る子供達が見るサッカー中継のCMで
流したりするのは、いささかまだアルコールに対してのリテラシーが
低すぎると言わざるを得ない。
近頃アルハラや飲みハラなどの言葉が産まれるように
若者のお酒離れが急速に加速していると言われるが
既にかしこい若者たちはアルコールの危険性に気付いているだけなのである。
今は国とサッカー日本代表を支える大企業であるKIRINを
国が優遇するのは当たり前なのであるが
合法だから良いとして過剰にアルコールを推し進める企業を良しとする
この国の構造をぶち壊せる新しい何かが必要だと言わざるを得ない。
それが何とは言わないが
今後の超高齢化社会の日本を支えていかなければならない
我々若者こそがその新しい何かになれるように
それぞれが日々努力し続ける事が大切なのではないだろうか。